フリーランスの方が節税の恩恵を受けるためには、確定申告の際に経費を計上する必要があります。経費を計上する為には証拠としてレシート・領収書が必要になりますので、必ず保管するようにしましょう。収入を得るために必要な費用が経費となりますので、業務に必要なパソコンや車などを経費として計上できます。なお、自宅で業務を行われている方は、家賃や水道光熱費、携帯電話代、インターネットなどの通信費も業務に使用する割合に応じて計上することができます。また、本や新聞、旅行の費用なども、業務を行う上での情報収集に必要なものであれば経費になります。
忘れがちな費用として、接待や打ち合わせの際の食事代や喫茶店での飲食費も計上できますので、レシートや領収書を貰うことを忘れないようにしましょう。プライベートのレシートと混ざってしまいがちですが、打ち合わせ相手や内容をレシートに記載することで後から選別しやすくなります。レシートを貰えないもので経費になる代表的なものとして電車代があります。新幹線や特急などではレシートが出ることもありますが、電子マネーや切符による移動では証拠が残りません。こういった費用については、その都度メモをとり計上漏れを防ぐようにしましょう。
フリーランスになると確定申告の為、経費や売り上げを記録する必要があります。あとでまとめてつけることも可能ですが、通常の会社同様に毎月計算することで、経費の計上漏れや間違いを防ぐことができます。